エクスカーション


渡良瀬遊水地の雄大な自然と“チュウヒのねぐら入り“

 絶滅危惧種に指定されているタカ科の鳥“チュウヒ”のねぐら入りを観察します。いちごの里での昼食付きです。

 

内容:渡良瀬遊水地で“チュウヒのねぐら入り“観察、渡良瀬遊水地コウノトリ交流館見学
日時:12月12日(日)13:00~17:50
集合場所:文化センター地下2階出口(12:50集合/13:00出発)
参加費3,000円(昼食代を含む)※昼食はビュッフェです

旅程:いちごの里で昼食 → 渡良瀬遊水地コウノトリ交流館見学 → 渡良瀬遊水地で“チュウヒのねぐら入り“観察 → 小山駅(17:50到着・解散)

 

いちごの里


 “いちご王国とちぎ”のイチゴをはじめ、旬ごとの果物を堪能できる観光農園です。園内のショップには、人気のバウムクーヘンや自家農園のイチゴを使ったジャムなど、オリジナル商品が並びます。


ラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」


 小山市の南西端に位置し、小山市のほか、栃木県栃木市・野木町、群馬県板倉町、埼玉県加須市、茨城県古河市の4県4市2町にまたがる、面積約3,300haの日本最大の遊水地です。渡良瀬川・思川・巴波川の3河川が流れ込み、洪水を一時的にため込み、首都圏に住む人々の生命と財産を守る利根川治水の要です。

 また、渡良瀬遊水地は、本州最大級約1,500haのヨシ原が広がり、コウノトリやチュウヒをはじめとする鳥類、また、トネハナヤスリやノウルシをはじめ、900種類以上におよぶ植物がみられ、まさに「自然の宝庫」となっています。

 東日本地域では唯一のコウノトリ野外繁殖地であり、20213月には二年連続となるヒナが誕生しました。


渡良瀬遊水地コウノトリ交流館


渡良瀬遊水地コウノトリ交流館は、コウノトリをはじめとした渡良瀬遊水地に関する情報発信やエコツーリズムの推進、地域活性化を図ることを目的に20205月に開館しました。大型タッチパネルによる最新情報の発信や関東地方では珍しいコウノトリのはく製展示を行っています。


“チュウヒのねぐら入り“ ※ねぐら(塒):鳥の寝る所。巣。


 絶滅危惧種に指定されているタカ科の鳥“チュウヒ”は、広大なヨシ原と湿地環境を好むため、渡良瀬遊水地は日本有数のチュウヒの越冬地となっています。この季節にしか見ることのできない、日没頃にヨシ原の上を飛びねぐらに入るチュウヒを観察します。